国保連への請求は簡単?難しい?

皆さん、こんにちは!

さて、今日は、国保連への請求について少し書きたいと思います。

福祉業界へ新しく参入された方々にとっては、国保連への請求という言葉自体ピンとこないかもしれません。もっと簡単な言葉で言いますと「事業所のご利用者様の利用分の国への請求」という事になるでしょう。違った言い方では、「介護保険の請求」や「給付費の請求」と言われることもあります。厳密に言うと、施設の種類によって言葉は使い分けなくてはいけませんがここではそちらの方は割愛させて頂きます。

市町村からめでたく指定を受けると、まず最初に行わなければならない重要な作業がこの国保連への請求ができるシステムの準備です。
毎月、国保連へ請求を行って初めてお金がもらえることとなります。給付のタイミングは2か月後です。
月一回だけの作業ですが、非常に重要な作業です。

しかし、このシステムの準備がかなり厄介なんです。指定を受けてから20日ぐらいで構築しないといけないのです。

各社が提供している請求ソフトだけでも数十種類あります。資料を取り寄せたり比較検討する時間も必要です。

そして、国保連の請求の基本となる電子請求受付システムの導入も必要です。
これが、一番厄介です。ある程度のパソコンの知識がないとまず、導入は不可能なんです。
ブラウザ設定やセキュリティ設定、OS環境の確認や電子証明書のインストールなど、導入マニュアルに沿って環境整備していきます。

しかし、この導入マニュアルですが、全ページ数でいうと800ページを超えます!!

全く時間が足りないのです!!

少人数の従業員で回している事業所様においてはなおさらです。
そのため、当事務所に指定申請の依頼をされたお客様には必ず指定を受ける前から請求ソフトの検討をして頂くようにアドバイスさせて頂いています。

導入が終わっても次に請求操作の学習が必要になります。
もともと簡易入力ソフトという無料で使用できる国保連のソフトがありますが、それが、なかなか操作が難しいんです。
だから、各社色んな請求ソフトを出すんですね。
そもそも、1か月に一度しかない請求作業なので、なかなか請求操作の上達がしないんですね。だから、次の請求月になるとまた、初めから「あれ?どうするんだったかな?」と考えながら貴重な時間が無常に過ぎていくんです。

だから、これから新しく事業を始める方々にとって国保連への請求業務は難しいと言えるでしょう。
もちろん、慣れてしまえば単純作業なので簡単なのですが、なかなか慣れない(笑)
お知り合いの事業所様から簡単と聞いていて、全部自分のところで導入をやっていたがどうしようもなくなって当事務所に依頼をされるケースも結構多いんです。

多くの事業所様からこの「国保連への請求業務」を丸投げしたい!!という要望がありました。
そして、その要望に応え「国保連請求業務代行」サービスを始めました。
あなたも皆さんと同じ悩みがあるならば是非一度覗いてみてください。

サービスを始めて以来、多くの事業所様にご利用頂いています。

気になった方々はお気軽にご相談ください。



 

2017年05月30日