大阪府の障害福祉用モデル重要事項説明書は要注意!!

障害福祉サービスで参照すべきガイドラインが改定されている!!

大阪府のホームページ、事業者様式ライブラリーよりモデル重要事項説明書を入手することができます。放課後等デイサービスや児童発達支援、生活介護、就労継続B型など、事業別にモデル重要事項説明書を用意してくれています。

 今回は、例として放課後等デイサービスのモデル重要事項説明書で訂正が必要な箇所をご説明させて頂きます。

 訂正すべき所は、9ページの10「秘密の保持と個人情報の保護について」です。冒頭に「事業者は、障がい児又はその家族の個人情報について「個人情報の保護に関する法律」及び厚生労働省が策定した「福祉事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」を遵守し、適切な取り扱いに努めるものとします。」とありますが、この「福祉事業者における個人情報の適切な取り扱いのためのガイドライン」は既に改正されております。


この部分に関しましては、当事務所より10月20日に大阪府福祉部障がい福祉室生活基盤推進課 指定・指導グループへご指摘させて頂きました。


 今年の平成29年5月に個人情報保護に関する法改正があり、介護福祉も含め大幅に変更になりました。障害福祉サービス提供事業者におきましては、「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に基づく必要があります。これは、放課後等デイサービスだけでなくすべての障害福祉サービス事業所で、かつ、大阪府のモデル重要事項説明書を活用されているところは変更が必要となります。

 実際に変更する点は、上記、赤字の部分を青字の文言に変更して頂ければと存じます。また青字の部分をクリックすると個人情報保護委員会のガイドライン掲載ページに移動しますので、ガイドラインをしっかりと熟読して頂き理解を深めて頂ければと存じます。

 実地指導では、個人情報保護の部分におきましても厳しい目でチェックが入ります。この機会に是非、個人情報保護への理解を深めて頂きますようよろしくお願いいたします。

個人情報保護 放課後等デイサービス 児童発達支援 生活介護 就労継続A型 就労継続B型 重要事項説明書 大阪府 サンプル モデル


 

オスメック行政書士事務所では、運営規程や重要事項説明書などの書類チェックから作成も行っております。もし、一度チェックしてほしい、しっかりとした書類に作り直してほしい、というようなご希望がございましたら以下よりお気軽にお問い合わせください。



2017年10月24日